お寺が面白くてもいいじゃない!『ごえんさんエキスポ』シリーズ最終回 写真つきダイジェストあり!

こんにちは!おてライターのHIDEさんです。

お寺を楽しくする情報を発信しています。

『スクールナーランダ特別編』『本願寺ギャザリング』そして、2日間の『ごえんさんエキスポ』出展が終了しました!

いや~、疲れた。疲れた。寒さと気疲れで、豊前までの帰路はぐったりでした。。。

しかし、とっても実りあるイベントで、多くの出会いをいただきました。

初めて本願寺やお寺に来られたであろう若い方から、笑顔の素敵なおばあちゃん、それに、小さな子どもたち。また、一緒に出展した仲間たちや気になっていた方たちとも実際にお会いしてつながることができました。

今回は、そんな素敵なイベントを振り返って、ポイントをまとめたいと思います。

 

今回の記事で『ごえんさんエキスポ』を知ったという方はこちらからどうぞ。↓

 

ぼくのブース内容はこんな感じでした

まずはぼくのブースの内容と目的ですが、

屋号:「お寺×地域 おてらまちのつくりかた。」

ブース位置:本願寺出版社とお念珠屋さんの隣で、一番御影堂側の列。銀杏の前。

内容:お寺での活動は賢明寺マガジンを見せながらぼくと若坊守の活動の紹介、そして、地域活動としてはぶぜんらいふ。の活動を中心に紹介。

目的「地域なくしてお寺なし」をモットーにお寺と地域が密接にかかわっていること、お寺が地域に積極的に関わるすすめ、など、お寺の可能性をアピールする。

ということでした。

以下に、成果をまとめたいと思います。

 

成果まとめ

・豊前から持っていった「豊前さんぽ」「うみてらす牡蠣小屋オープン」各、80部。小冊子「賢明寺マガジン」90部ほど。全て配ることができました!

・おみやげにもっていった、豊前銘菓「寒菊」完売。追加で小倉駅で買っていった「ネジチョコ」完売。

・事前に依頼したポップがすごく見やすくて、豊前の場所を説明しやすかった。special thanks Sさん!

・賢明寺マガジンに興味を示す親子連れ多数。

・豊前周辺に実家があるという年配の方もおられて会話が弾みました。

・袋はほかのブースでもらうフライヤーを入れるのに便利なようだったので、もらってきて正解。

・ノートPCを持っていって、動画を流したので、豊前の動きのある様子を見てもらうことができた。special thanks Nさん!

・若者がとなりの出版社のお経の本とCDを買うのをお手伝いできた。

・「散歩に来たらやってたので」「お参りに来て、ちょっとのぞいてみました」と言う通りすがり的な方もブースに遊びにやってきてくれた。

 

2日目に実家の母に手伝ってもらうまでは一人だったので、他のブースさんに比べて触れ合えた方はそこまで多くはないと思いますが、冊子はすべてお渡ししたので、それなりだったと思います。

ただ、人数というよりも、2日間を通して感じたことは「お寺と地域」に関心を持たれている方が多かったということは発見でしたし、中には「あなたのブースが見たかった」という方もおられ、嬉しい気持ちです。

企画としての「坊主めくり」はどうだった?

馴染みのない方でもとっつきやすいように、「坊主めくり」を企画して、ボードには「世界遺産で坊主と坊主めくりできます!」と掲示していました。また、「西本願寺で坊主と坊主めくりは世界発です!」と声かけ。その声に笑いながら立ち止まり、座ってくれる人も多かったです。シャレが滑らなくてよかったというのが本音!

また、内容的にワークショップや体験があるわけではないので、積極的に声かけをしました。坊主めくりやお菓子などで、来てもらった後に、すかさず、「福岡の豊前というところから来てまして…」とお話を入れていきました。ちょっと営業をした気分でした。

思いつきで、企画した坊主めくりでしたが、結果的にこれは大成功と言っていいと思います。

上にも少し書きましたが、「坊主と坊主めくり」というフレーズにけっこう笑ってくれる人が多くて、ほっとしました。

実際に一緒になって楽しんでくれたのは、初めて坊主めくりをする女の子、男の子、ルールを忘れてしまった人。おばあちゃんなどなど。親子連れも多かったです。

久しぶりに札に触れて、「懐かしい!」という声が聞こえてきたのは嬉しかったですね。今回は遊びを通してのご縁づくりだったのかもしれません。

 

反省点

とっても学びや人とのご縁が多く、反省というのはそんなにないのですが、心残りなのは、お寺や地域活動のメンバーを連れていきたかったな、ということ。今回は「ごえんさんエキスポ」ということなので、僧侶の活動にスポットが当たっていたので、自治体とのからが難しいかなと少し判断に戸惑ってしまいました。

また、毎回言ってますが、イベント事を終えると疲れすぎてしまうので、体力づくりが必須ですね。手伝ってくれた母からは「仕事と思って運動しぃ」とアドバイスいただきましたが、体調崩して仕事できなかったり、治療費がかさんだら残念なので、日頃から仕事として体力づくりは大事だなとほんとそうだなと思いました。

ブースを回っての学びも多かった!レッツ、ダイジェスト!

今回の「ごえんさんエキスポ」は初開催で、全国から僧侶が集い、30ブース以上の出展になりました。それは様々なアイディアが集まったものと言っていいものになっていました。ということで、ダイジェストをお送りしたいと思います!

メディアにも取り上げられた「サイレント・フェス」はとても新鮮な体験でしたし、DJ陣かっこいいし。

東海教区の「お坊さんテント」はテントinテントで、インパクト大だし、覗いてみるとこたつにみかんをしている子どもたちの笑顔も見れました。なんだ、このほっこり空間は。

メリシャカのハングドラムの音色も素敵でした。

ポーセラーツ「アトリエシナモン」さんの可愛い下がり藤グッズ、

寺kukanさんや、

candle night liveさん、school of templeさんのTシャツグッズ。

ディスプレイも上手で、区画を最大限に使っているのはとても参考になりました。仏教系グッズはとても気になっているところなので、全国的に集めてみたいなと思っています。

お釈迦様の誕生日、花まつりでお世話になっている花まつりサイダー

フリーペーパーののさまの合冊本なんてのもありました。これは、便利かも。

響流書房(こうるしょぼう)さんでは。AmazonのKindleを触らせてもらって、電子書籍のすごさを実感しました。ゆくゆくはタブレットの中にお聖教も?

「ともしえ」さんはこたつを持ち込んでいました。修学旅行生でしょうか?ぬくぬく、くつろいでます。

広島の春秋会さんはさすがの勢いと人員がすごかった!上の「レキシ」的なTシャツも欲しいけど、再販はないようです。

また、ごえんさんエキスポ、あの『ニコニコ生放送』の中継もありました!

あとでアプリで確認すると、18,742人が見ていたという、ユーザー表示が出ていましたよ!!

仏前結婚式も行われていたようです!

まとめ

そんなところで、全部はじっくりまわれませんでしたが、見て回ると、これはもう自分のブースをお休みして、一日楽しみたい!!という欲望にかられるくらい、お坊さんからしてもとても魅力のあるものになっていました。

初めて来られた方は「お寺って楽しいんだ!」と思わずにはいられないイベントだったのではないでしょうか?

しかしながら、このイベントは派手なだけではなく一番大事にされていたのはコミュニケーションでした。

馴染みのない方がこのイベントなんか面白そうと、足を運びワークショップを体験する時も、スタッフやお坊さんとお話しながらするし、お茶所で行われていた坊主カフェもベースは会話にあります。SNSで拝見していたお坊さんたちもリアルの場で新たな関係を結んでいくこともありました。

つまり、このイベントの大事な部分には人と人のコミュニケーションがあり、そういう触れ合うことができる場がお寺なんだと、来場者の心には少しでも刻まれたのではないのかなと思います。

また、今回交流したスタッフさんの中で、「門前の小僧じゃないですけど…」と言って、話してくれた人がいました。

「スタッフとして参加する中で、お坊さんたちと一緒にたびたび阿弥陀様に礼拝しましたが、それがいつのまにか自然になっていきました。」と。

そんな、非言語のいわゆるノンバーバルなコミュニケーションもあったようです。言語として説明するのではなく、形から入って感じていくものがあるということでしょう。

ご縁づくりは全員で

また、前回の記事でも少し書かせてもらいましたが、今回のこの『ごえんさんエキスポ』はお坊さんだけでなく、様々な人がご縁を結ぶ人だったということを、ぼくたち僧侶は忘れてはならないと思います。『スクールナーランダ特別編』『本願寺ギャザリング』『ごえんさんエキスポ』と、僧侶だけでなく、裏方に回る方もたくさんいました。それはある意味ではすべてのスタッフが、仏様とのご縁を結ぶ人だったのだと感じています。

僧侶だ、ご門徒だ、という立場は関係なく、いろんな人を巻き込みながら、活動していくこと自体がそのままご縁づくりになっているということで、必ずしもご縁づくりというのは「僧侶のみ」から発信されていくものではないということです。

少しご縁の広がりを整理してみると…

・僧侶→ご門徒へつなぐご縁もあるし、

・僧侶→お寺に馴染みのない方へのご縁もある。

・門徒→馴染みのない方へのご縁もあるし、

・SNSが普及した今、馴染みのない方→馴染みのない方へのご縁もあるかもしれません。

たぶん、もっともっとあるはずです。

こうなってくると、何か大きな力が働いているような感じですが、もしかすると、それを「阿弥陀さまのおはたらき」というのかもしれません。

特に今回、阿弥陀様と親鸞様が近くにいらっしゃるお寺のその本山である西本願寺で開催できたことは大変、意義深かったと思います。

運営スタッフのみなさんは色々と準備から大変なこともあったと思いますが、開催にこぎつけてくださり、そこにぼくも参加できて本当によかったと思います。

 

今回で一連の「ごえんさんエキスポ」シリーズは終了となりますが、引き続き、お寺を楽しくする情報を発信していきますので、ブログに遊びに来てもらえたらと思います。

それではっ!!

なもあみだぶつ。

 

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この記事を書いた人

浄土真宗本願寺派のお坊さん。(賢明寺・副住職)
福岡県豊前市で子育てや地域活性化に励んでいます。
ネットでお寺や仏教の面白さ、ローカル情報を発信中!
カフェ巡り、カメラ、アコギ(ソロギター)が趣味。

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