すべての人が「ごえんさん」 ごえんさんエキスポ一日目嬉しかったこと。

こんにちは!おてライターのHIDEさんです。

全国のご院家(いんげ・お坊さん)があつまって活動紹介やワークショップなどの体験ができるイベント。

「ごえんさんエキスポ」一日目が終わりました。

ちなみに、ごえんさんとは「ご院さん」の「院」が「いん→えん」に変化した言葉だそうです。

心配していたほど寒くなく。これもひとえに「ひーとてっく」と「ホッカイロ」のおかげです。

ブースにもそれなりにたくさんの方に足をお運びいただき、坊主めくりも楽しむことができましたし、豊前のことをお話できたし、お寺のことも多少お話できました。

疲れましたが、手ごたえを感じています。

目次

一日目を終えて嬉しかったこと

さて、また明日(12/10)もあるわけですが、嬉しかったことをご報告します。

それは、以下の通り。

・実家が豊前の近くや北九州という方が訪ねてくれた。

・おみやげにもっていった豊前銘菓、寒菊と北九州の新おみやげネジチョコ完売!

・ブログを見て友人グループでシェアしてくれていたというお坊さんファン。「分かりやすかったので」というお言葉。

・若者がスクールナーランダ内でのおつとめ「宗祖讃仰作法」に感動をして、CD売ってますか?と尋ねてくれた。

ブログを見てくださったという方がいらっしゃったのには驚きましたが、「見ました」と、直接伝えられることはとてもうれしかったです。ほんと、書いていてよかったと思います。

また、最後のお経(宗祖讃仰作法の音楽礼拝)に感動した若者ですが、この出来事はとてもぼく自身嬉しかった出来事でした。

流れを説明しますと…

その若者はどうしても、お経の入ったCDを手に入れたいということで、本願寺出版社のブースに訪ねてこられました。私のブースが隣だったので、対応させていただきました。

ブックセンターの場所をお教えしたのですが、「スクールナーランダ特別編」に参加していたということもあり、場所だけ確認して会場へ戻っていかれたようです。

再び、ナーランダを早く抜けてブックセンターへ訪れると営業時間が終了していたようで、購入できなかったことを悔やんでおられました。

お話を伺うと気軽に京都へはこれないところからきていることと、とっても気になっていらっしゃるようでしたので、スマホで調べてネットでも購入できますよとご案内すると、ぼくのスマホの画像を写メでメモされました。

その後、話していると、お経の本も気になっていらっしゃるようで、赤いのと黄色いの(少年連盟の)が置いてあったので、作法が気になっているということで、イラストで作法が掲載されている黄色のお経本をおすすめして、購入されました。

最近、仏事のことが少し気になりだしたとのことで、とってもいいタイミングだったようです。

まとめ

若者にとっては、今回のイベントはとってもいいきっかけだったのだと思います。

お勤めしてますよ!だけでは正直な話、遠いところからは来れないし、中身のないイベントだけでも仏様のご縁にはつながらないわけです。

けれど、今回はいい具合にミックスされたイベントでした。

阿弥陀堂内でお坊さん、音楽家、教授、そしてスタッフなどなど。大勢のプロフェッショナルによる一流のイベントの開催。

そして外では全国から「ごえんさん」が集まり、「わかりやすい布教活動」を通してお念仏のみ教えを多くの人に伝えたいという、その様々な思いが若者に伝わったのでしょう。

そういう意味では今回はすべての人が「ご院」の「ごえん」ではなく、「ご縁」を結ぶ「ごえんさん」だったといえるのではないでしょうか?

「ごえんさん」という、僧侶だけのイベントではないと若者に気づかせてもらいました。

 

最後に。10日も多くの「ご縁さん」と、あなたのお越しを西本願寺でお待ちしております!

下記にイベントリンクをまとめています。

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この記事を書いた人

浄土真宗本願寺派のお坊さん。(賢明寺・副住職)
福岡県豊前市で子育てや地域活性化に励んでいます。
ネットでお寺や仏教の面白さ、ローカル情報を発信中!
カフェ巡り、カメラ、アコギ(ソロギター)が趣味。

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