こんにちは!おてライターのHIDEさんです。
11月17日(金)~18日(土)でおこなわれた『坊主カフェ@いといろ』の2日間が終わりました!
今回はイベントを振り返ってみたいと思います。
みんなで聞きあう会
今回、Facebookのみでの募集だった坊主カフェ。
当初は申し込みがほとんどなく不安でしたが、同時開催の写真展のおかげもあり、
ふたを開けてみると、盛況でとても楽しい会になりました。
なによりそれぞれの方とじっくりお話ができたのがよかったなと思っています。
これまでに4回坊主カフェ(バー)イベントを行ってきましたが、
もしかすると一番リラックスして行えたかもしれません。
というのも、今回は僧侶対参加者という構造ではなく、それぞれの思いを聞きあって、シェアすることを大事にしたかったので、アイスブレイクと話のきっかけづくりとして「ブックリーディング&シェア」を最初におこないおしゃべりに入っていきました。
それと、ぼく自身にも「教える」という意識がほとんどなく、聞かれたら答えるというくらいで、構えることがなかったのもよかったと思います。
ただ、その一方で、注力したのは「参加した人たちが楽しめているか」ということと、「参加者自身が自分の思いを出せているか」ということでした。
そのあたりに注意しながら、進めていきました。
話の深さというのは面白いもので、時間と正比例しているようでした。ですので、あせらずにじっくり聞きあうというのが坊主カフェのポイントかなと思います。時間がたつとそれぞれの参加者がより深い思いを自然とお話してくれました。
結果的に喜んでいただいた方も多かったので、狙いはよかったのかなと思います。
また、初日後半に「悟りとは何か?」という質問が出たことをきっかけに、そこから、仏教的な話や参加者の思いがどんどん出て、それぞれの参加者の思いを感じることができました。
その時の話題として、「自分の思いを相手に直接ぶつけず、テーブルの真ん中に出すこと。」「仏さまに思いを聞いてもらうことの大切さ」ということを少しお話させていただきました。
2日目はその話題を受けて、仏さまを真ん中に置いて(これは物理的に)その周りに本をぐるりと並べるディスプレイにしたところ、イベントが終わってから店長さんに「昨日、話していたみたいにみんな仏様に向かってお話されているみたいでしたよ」と、おっしゃっていただきました。
今回のように仏様に自分の思いを吐き出して聞いてもらうことはとても重要なことだと思いますし、ぼく自身も時々一人で仏様に話しかけます。(いろいろありますから…)
おじいちゃん、おばあちゃんたちは自然と家庭のお仏壇でそうしてこられましたが、現代ではその光景も少なくなってきているようです。
でも、このイベントをきっかけにそういう感性に触れてもらえれば嬉しいなと思っています。
積極的に外に出よう!
できればイベントだけでなくお寺に来てほしいと思いますが、お寺になじみのない方にとって、そこはまだまだハードルが高いようです。
お寺に来てほしいという思いと同時に、場所はあまり関係ないのかなとも思います。
僧侶が外に出ていくことで、仏教と初めてご縁をいただく方たちと出会えることが多くあります。
今回も「お寺にはほとんどいかない」という人たちとお話することができました。
外へ出るだけでお寺や仏教とご縁のない方とお話する機会があるのなら、それは積極的に出るべきです。
ぼく自身、「あなたのいつもの場所をお寺にする」という思いで活動している『坊主カフェ』ですが、
今回のご縁もあって、この『坊主カフェ』というイベントの回数を増やしていきたいと思いました。
また次回は計画していませんが、近いうちにできればと考えています。
それではこのへんで、寒くなりました。
お体ご自愛ください。
合掌
『坊主カフェ@いといろ』写真ギャラリー

同時開催の井之上さんの写真展。盛況でした!
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