「ヘルシーでおいしいランチが食べたい!」
「お寺で出す精進料理の参考になるものはないかしら?」
そんな悩みを持ったそこのあなた。ぜひ、今回の記事に目をとめてみてください。
みなさんこんにちは!おてライターのHIDEさんです。
今回はお店のご紹介をしたいと思いますが、特にお寺の坊守さん方、注目ですよ!!
さっそく行ってみましょう!
google検索「中津 カフェ」で発見!
場所は豊前のお隣、大分県中津市。
中津というと、大分県の県北地域にあたり、全国的には「唐揚げ」で有名な場所ですが、豊前からは車で15分ほどと近く、ぼくの生活圏でもあります。
その中津にお昼を食べに行くことがあるのですが、どこにいこうかと悩むと、グーグルで「中津 ランチ」と、検索して新しい店に行ったりしています。
今回は当初、つれあいが好きなお店が移転したということでそちらに伺おうと思ったのですが、確認してみると、お休みだったので、別の店を探すことに。
もうカフェのお腹になっちゃっていたのか、「カフェがいい!」というリクエストをもらったので、それならばと、「中津 カフェ」と検索して、出てきたのが今回紹介する『ごはんとおやつと暮らしの道具店 Coquette(コケット)』さんでした。
どうやらぼくは「中津 カフェ」で検索したのが初めてだったので、こちらのお店、見逃していたようです。
ごはんとおやつと暮らしの道具店Coquetteの情報
住所 | 大分県中津市京町1484-6 中津城・中津神社から徒歩1分 |
営業時間 | 11:00~17:00 (Last Order16:30) |
定休日 | 金曜日+不定休 |
電話 | 0979-22-8234 |
ホームページ | カフェ |
場所は中津城のすぐそば。中津市南部小学校の裏、カトリック中津教会のすぐ前です。
今回は中津城横の駐車場においてお店に伺いました。(1分もかからない距離でした。)
カフェ・コケットの外観
お店の外はこんな感じ。白いペンキが塗られた木の外壁がいい感じです。
つれあい&娘とランチは久しぶりでした。寝てるし…。
それでは店内に入ってみましょう。
店内の様子
入ってみると木のいい香りがします。椅子やテーブルの白木の色と、壁の白がとても明るく居心地のいい空間を作っています。
ランチメニューは二十四節季がわり
ランチメニューは一種類。(カフェメニューもありますよ。)ポイントはその内容です。
「日替わり」はざらですが、とっても珍しい「二十四節季替わり」です。この日は「大寒」メニューでした。
●二十四節季とは?
その他の節季ランチも、基本的に肉や魚を使わないメニューで、お野菜が中心になるとのこと。旬の地のものを使うというこだわりようです。
メニューには
「牛蒡のイタリアンきんぴら」
「蓮と舞茸のてんぷら」
「金時人参の味噌漬け」
「厚揚げとえんどう豆の炊いたん」
中には京都のおばんざいでよく使われる独特の言い方なども。
ここに、ドリンクが付いて1500円(税抜き)になります。
店内には暮らしの道具の販売もあります。
料理の待ち時間にのぞかせてもらいました。
「ごはんとおやつと暮らしの道具店」というだけあって、店内には雑貨というか、生活道具が並べられています。
洋食器から、日本で伝統的に使われてきた台所用品など、おしゃれかつ、使いやすそうなものがセレクトされている印象です。中川政七商店が好きな人にはとっても刺さると思いますよ。
通販サイトもあるので、そちらからもチェックしてみてはいかがでしょうか。
▼通販サイトリンク>>>


カウンターに置いてあったカラフルな酵素ジュース

待ち時間に娘のランチ
厨房からいい香りがしてきました。そうこうしているうちに、ランチがやってまいりましたよ!
二十四節季ランチ到着!
木のお盆に並べられた「二十四節季大寒ランチ」
蓮根と舞茸の天ぷらはお盆に乗りきらないので別皿で。
運んでくださった時にご主人がおっしゃった「(ぼくの方は)少し大盛にしてあります」という心遣いが嬉かったです。
この二十四節季ランチ、ひとつひとつは完全な和食です。
それでも器なのか、盛り付けなのか?
カフェらしい店内の雰囲気に不思議とあっているのがおもしろいところ。
また、肝心のお味の方は食材を生かした味付けで、野菜がシャキシャキしていてヘルシー。これなら毎日食べられそうです。
ゆっくりと一品一品に向き合って「これはなんだっけ?」と、メニューを見て答え合わせをするように楽しむのもいいですね。
食材自体は地ものなので、ぼくたちでも手に入るものだと思うのですが、コケットというフィルターを通すとこうまでおしゃれになるのかというのは、盛り付けや器なども含めて、お斎を出すお寺さんはとても参考になる形だと思いますよ。
ランチに使用しているJicon・1616/arita japan・iittala・SONOBEなどの食器は、お買求め頂くこともできます。 (HPより)
また、使用されている食器は購入することができるようです。気に入ったものがあれば、在庫があるか尋ねてみては?

セットのドリンクは温かい牛蒡茶を。
コケット名物のワッフルを追加で注文
グランドメニューを見ていると、どうやらこのお店、ワッフルがおすすめのようです。
お店の方にお話を伺うと二十四節季ランチより先にワッフルをメインに据えたカフェメニューでオープンされたそう。
ワッフルが、いわゆる「看板メニュー」ってことですね。
●コケットのワッフルのおはなし
↑とっても心温まるお話があるので、見てみてください!
こんなにおいしそうな、ワッフル。
文脈に関係ありませんが、ワッフル、ワッフルってなんだかたくさん言いたくなるワッフル。
これはスイーツ僧侶たるもの、食べないわけにはいきません。キリッ!
…ということで注文したのが、スタンダードなメイプルシロップのかかったワッフル。上に生クリームが添えてあります。
これがが絶品でした。さくさくで、重くなく、いくつでもいけちゃうとはまさにこのこと!
※テイクアウトもできます。
そして、おいしいワッフルと一緒にいただきたいのが、こちらのコーヒー。
湯布院のお店から取り寄せた豆のオリジナルブレンドで、酸味が少なめのぼく好みのお味。ワッフルとベストマッチです。
コーヒーが苦手な方はサワードリンク(酵素ジュース)もあります。
コケットのご夫妻にインタビュー
今回初めて寄せていただいた「コケット」さんでしたが、とっても気に入ってしまい、ブログに書きたいと思ったので、お店の人に思い切って話しかけてみました。
「ローカルWebメディアぶぜんらいふ。」でも気に入ったお店があると突撃スタイルで取材の申込をするのですが、たまーに、断られることもあるので、毎回どきどきします。
今回はとーっても気さくに応じていただきましたよ!
お店を切り盛りされるのは、こちらの高橋さんご夫婦。
2015年の9月にお店をオープンされたとのことで、当初のメニューはランチなしのカフェ営業だったそうです。その後、2016年にランチも始められて現在のスタイルになっているとのこと。
お話していると、奥さんの言葉がぼくにもなじみの深い関西弁だったのでそのことについて尋ねてみると、出身が奈良だそうで、ご主人とも関西で出会われたとのことでした。
では、ご主人も関西なのかなと、よく聞いてみると、元々は豊前の八屋の方で、賢明寺のすぐ近くに住んでおられたそうです。関西歴も長いそうですが、Uターンでこちらのお店を営まれているということでした。
おお、なんと!
ぼくも関西の滋賀県出身で、現在豊前八屋在住なので、共通点というか何か面白い縁を感じました。
「時々、ここで関西人会もしてるんですよ。」と奥さん。それは、ぜひとも参加したいです!
こんな人におすすめ!
最後に今回のまとめ。
たまたま発見したお店でしたが、お店の雰囲気と、ご夫婦の気さくな人柄についつい長居してしまいました。
とっても居心地のいいお店なので、二十四節季ランチ、ワッフル、暮らしの道具、このどれか、またはすべてがヒットする人はぜひぜひ、訪れてみてくださいね!
こちらのコケットさんは、次のような方におすすめです!
・ヘルシーな地元の野菜を使ったランチが食べたい方
・お精進日を決めている方(お寺向け)
・よい暮らしの道具が欲しい方
・気さくなご夫婦に会いたい方
・関西出身の方
お忙しい中、ありがとうございました!また伺いますね。
※ホームページがかなりいい感じなので、一度見てみてください。写真も綺麗だったので、「プロに頼んでいるのですか?」と聞くと、「私が撮っています」と奥さん。いやぁ、おみそれしました。
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